こんにちは。
利用者です。

童謡「ぞうさん」を思い出してください。

おおらかな曲ですね。
しかし、考えさせられる歌詞だなあと今になって思いました。

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 １．「ぞうさん」の歌詞　♪

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ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ

ぞうさん
ぞうさん
だれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ

ぞうさんの作詞者はまど・みちお氏です。→ 「まど・みちお」（ウイキペディア）

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２．歌詞の解釈

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自分なりに歌詞の解釈を書いてみますね。

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ある動物が、象さんをからかって言いました。
「私たちはみんな鼻が短いのに、象さんだけ長いって変だよ。
なんで、鼻が長いの？」

象はニコニコして、
「お母さんも長いから、私も長いの」
と答えました。

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動物は、象が悲しむと思っていたのに朗らかな顔をして答えたのが不思議で、
更に尋ねました。
「ぞうさんは鼻が長いお母さんが嫌じゃないの？
お母さんがどんな姿だったら嬉しかった？」。

ゾウは満面の笑顔で答えました。
「私は私のお母さんの鼻が一番大好き」。

 

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３．ながい鼻が好き、だって自分は自分だから。

象さんが自分の鼻の長いことを嘆いたって仕方がありませんね。
象はもともと鼻が長いから象なのです。
鼻の長さを嘆いたら、象が象でなくなってしまいますから。

でも、象さんではなく、人間だったらどうでしょう？

自分の姿や性格をからかわれたら、人間はどう感じるでしょうか？

人間は、他人と違う点を他人から指摘されると「もしかしたら私が変なのかしら。自分がダメなのかしら」と悩むと思うのです。
自分が皆と違っていたら、不安になりますし。

どうしたら、平気に思えるでしょうか？

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４．自分を好きになる権利がある。

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なぜだかわからないけど、自分は自分に生まれてきました。
他の人に生まれてきたのではありません。
こんな自分を精一杯生き抜いてやろう。

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そんなテーマで書かれているブログをご案内します。
↓
２５．何を言われたって平気（ﾎｲｯﾄﾆｰ・ﾋｭｰｽﾄﾝの曲）：セルフカインドネス

このブログでご紹介されていますホイットニー・ヒューストンの曲「Greatest Love Of All 」。

「ぞうさん」と共通点がある歌詞だと思います。

是非、お聴きください！

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他人から見て自分がどうであろうが、他人が自分に何と言おうが、
自分は自分。
自分を大切にしたいです。

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（ご参考まで、クリックいただけますと外部サイトに飛びます）

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・『ぞうさん』の歌にまどみちおさんが込めた想いは、僕にとっても切実に迫ってくるものだった

・まど・みちお——「ぞうさん」の噓と真実

・「詩人まど･みちおの作品から学ぶ保育のこころ」のp5～p７（淑徳大学社会学部教授　金子保、『淑徳社会福祉研究 No.10 2002 25～36）』

・「ぞうさん」作詞家のまど・みちおさん　“宇宙人”の視点とは？

・まど・みちお１００の世界

・まど・みちお　童謡の表現特性～童謡集『ぞうさん』を中心にして～（山内良子、「大阪教育大学　平成１５年度卒業論文」）

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