こんにちは。

朝のラジオ体操時にあられが降る天候でしたが、ちょうど雨が上がった頃「どんどんどん」という太鼓が聞こえてきました。

スタッフさんに尋ねると、「今日は近所のお宮さんの春祭りで、お神輿がやってくるんだよ」とのこと。
高鳴る胸を抑えきれず、スタッフにお願いしてお神輿巡行を見学させてもらいました。

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神輿渡御

お神輿巡行のことを正式には神輿渡御(みこしとぎょ)というそうです。
お神輿は近所の新川神社からお越しになりました。
(コレーレ富山からは、富山地方鉄道東新庄駅の方向、1キロ弱に位置する神社です)

由緒を拝見しますと、とても歴史が古い神社だとわかりました。
日頃は意識しませんが、伝統ある神社仏閣が身近にあるのはいいものですね。

露払いの「どべ」さま

まず先導役。鬼のような形相の神さまがやってきました。

その姿は武士の甲冑にわらじをはき、真っ赤なお面を付けています。
見た目20センチくらいの鼻で、正に鬼の形相!

その鬼が大頭巾で長髪を結わえた姿で大長刀を振り回して見学者の目の前にやってきます。
小さな子供が見たら泣き出すこと必然です。

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この鬼、こちら新庄地域では「どべ」と呼ばれ、子どもの頭をなでられると、できものができないといわれているとのこと。
本来は古事記・日本書紀の神話で天孫降臨の場面に登場する伊勢を所領していた国津神である 猿田彦神(さるたひこのかみ)を指すのだそうです。

鬼ではなく、偉い神さまだったのですね。

二番手は、太鼓どんどこどんどこ

「どべ」さまの次は太鼓がやってきました。
軽トラックに備えられた太鼓の前に女性が座り、お一人で叩いていらっしゃいました。

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じっと聞き入っていると「叩いてみます?」とお声をかけていただきました。
もちろん叩かせていただきました。昔から祭りの太鼓にあこがれていたのです。

最初は「どん・どん・どん」。慣れてくると「どんどこ・どんどこ」とリズムと強弱をつけてみました。
ご近所の皆さま、調子はずれな音が混じったとお感じになられたと思いますが、すみません・・・。

このブログを書く際に「祭りの太鼓」をネットで調べてみますと、「太鼓というのは単なる伝統楽器ではなく、古来より神様と交信するための祭具としての役割を持っています」との旨が書かれていました。

そういえば、太鼓を叩いているときは心臓がパクパクして我を忘れていたように思います。
自然と一体化すると書くと大げさかもしれませんが、太鼓には「日常から離れ大きなものと触れる力」があると感じた次第です。

「神仏カフェ」in 新川神社

神社の年中行事を調べますと、「神仏かふぇ」を開催されていることに気付きました。
新川神社の宮司さんと最勝寺の和尚さんが数々の疑問にお答えくださるそうです。

本年平成29年のテーマは、
・神職・僧侶の衣装とアイテム紹介
・お祓い・お葬式 儀式の意味とは?

要予約で、5月28日(日)14時から16時半ころまで新川神社・参集殿で行われるそうですよ。

と、パンフレットに書かれていました。

有限会社エイキ前で祝詞

コラーレ富山の母体でもあり、分別班の勤務地でもある有限会社エイキの玄関に神輿と宮司さん禰宜さん方々にお越しいただき、祝詞をあげていただきました。

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独特の節回し(?)と荘厳な言葉でしたので一字一句は理解できなかったのですが、伺っているうちに晴れ晴れとした気持ちになってきました。
ありがとうございます。

コラーレ富山と有限会社エイキが地元新庄の皆さまに支えられていることを感じた一日でした。

 

富山の就労継続支援A型 エイキソーシャルワーク(コラーレ富山)

 

(法人名)
一般社団法人 eiki social work

(設立)
平成26年6月

(利用者数)
12名(令和2年4月末)

(事業所名)
就労継続支援A型事業所「コラーレ富山」

(事業所番号)
1610101550

(利用定員)
20名

(事業内容)
福祉サービス業
障がい者自立支援法におけるA型事業所

(サービス内容)
産業廃棄物の分別・各種工具等のメンテナンス・PC関連など

(所在地)
〒930-0996 富山県富山市新庄本町3丁目1-13

(アクセス方法)
バス 向新庄口下車 徒歩3分

(電話番号)
076ー452ー3899

(FAX番号)
076ー452ー4025