こんにちは🎶スタッフのkomugiです。

もうすぐ《お盆》ですね。
お盆といえば・・・お墓参り

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お盆とは、亡くなったご先祖様の魂をご自宅にお迎えし、ご供養する行事のことを言います。
なので、普段はなかなかお墓に足を運べない方も
この時期だけは手を合わせに足を運ぶという方が多いのではないでしょうか(*^-^*)

かく言う私も、この時期だけは欠かさずお墓参りに行きます。

この時期の墓地では、各ご家族のお墓の前に色とりどりのお花が添えられていて
それぞれの家族がご先祖様を尊び、懐かしみ、次の世代にもつなげていく
そんな姿に心が和みます。

お盆の風習

日本全国でもそれぞれの各地でお盆期間というのは違うそうですが
一般的には毎年8月13日~8月16日の4日間がお盆期間というのがほとんどだそうで
ここ富山県も同期間がお盆として知られています。

今ではなかなか見ませんが
昔ながらのしきたりでは、8月13日のお盆初日を「ご先祖様の例をお迎えする日」として
霊が迷わず帰ってこられるよう、玄関に提灯を吊るし迎え火を灯しました。
また、お盆の最終日8月16日「ご先祖様が現世から迷わず帰るための出発地点」として
送り火を灯しました。

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現在ではそのようなしきたりを実行することがなかなか難しく、
お仏壇にロウソクを灯す、お墓の掃除をするということで
祖先の霊をお迎えする準備としているようです。

また、お盆の時期にテレビの情報番組や昔から続くアニメなどでも目にする
茄子ときゅうりで作る馬と牛をご存じですか?

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これは“精霊馬(しょうりょううま)”と言って、お盆にご先祖様が戻ってこられるようにするためのものなんだそうです。

精霊(しょうりょう)とは、先祖や故人など、亡き人の霊のこと。
精霊馬はお盆の時期に故人やご先祖様の霊が家に戻ってくる際、行き来する乗り物として作られたとされています。

「ご先祖様がいち早くお家にたどり着いて欲しい」という願いを込めて
足の速い“きゅうりの馬”を、

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「少しでも長くこの世にいてもらいたい」という願いを込めて
歩くのが遅い“なすの牛”を飾ります。

なす

牛はご先祖様を供養するためのお供え物などを、楽に持ち帰ってもらうために選ばれたとも考えられています。

つまり精霊馬は、ご先祖様が少しでもこの世で過ごす時間を多くとれるように、という意味を込めて作られた乗り物なのです。

私は、提灯を吊るす迎え火も茄子ときゅうりで作る精霊馬も実際に行ったり、見たりなどはないのですが、
子どものころから、「サザエさん」のアニメで知る機会がありました。

地方では今でもこの伝統を受け継いでる方がいらっしゃることと思います。

迎え火や送り火、精霊馬など今はなかなか行う方も少ないですが
年に1度のお墓参りには家族そろってご先祖様に会いに行きたいものですね!

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じつはこれも・・・

迎え火や送り火、精霊馬に並び、ご先祖様の供養実は今でも私たちに身近な習慣として残っているのが
こどもから大人まで大好きな夜空に輝く大花火です!

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夏の花火の始まりは、江戸時代からとされています。
この時代…飢饉・疫病の流行により、多数の死者がでていました。
その疫病死者の慰霊と悪霊退散を祈り、花火を打ち上げるようになったと伝えられています。

今では、夏の風物詩として夏の間、各地でたくさんの人を魅了していますが
本来はお盆の時期に、魂の鎮魂のために打ち上げられていました。

花火には、こんな意味があったんだ!と知って、
今は亡き家族やご先祖様に想いを馳せていただけると嬉しいです。

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お盆休み(夏季休業)のご案内

さて、そんなお盆ですが、
エイキソーシャルワークでは、8月11日(祝・金)~8月16日(水)の6日間、
お盆期間として夏季休業といたします。

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祝日、土日と続くので、通常のお盆期間よりは長い期間になりますが
日ごろから暑い中での作業が続いているので
この機会にゆっくりと身体を休ませていただければと思います(*^-^*)

もちろん、お休み期間中のお墓参りもぜひ足を運んでくださいね♪

それではまた、お盆明けに会いましょう~(^.^)/~~~