
2025.10.21
【富山県内でも全国でも】なぜアスベスト調査が必須なの?解体とアスベストの関係
こんにちは。富山県内を拠点に活動している株式会社エイキ(EIKI Inc.)です。
私たちアスベスト解体の専門業者は、富山で解体工事を検討されているお客様から、日々このような素朴な疑問をいただきます。
「これから家を解体しようと思うんだけど、業者から必ずアスベストの話が出てくる…」
「昔の建物なのは分かるけど、解体とアスベストって、一体どうしてそんなにセットで語られるの?」
確かに、ただ建物を壊すだけなのに、なぜ毎回この「アスベスト」という言葉が登場するのか、不思議に思いますよね。
実は、この2つには「切っても切れない関係」があります。今回はその理由を、少し歴史を遡りながら、誰にでも分かるようにご説明したいと思います。
★私たちは富山県ひいては日本の建物老朽化問題解決を使命としています。建物処分のお困りの際は是非ご相談を!
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昔は「夢の建材」だったアスベストの正体
今でこそ「危険なもの」というイメージが定着したアスベストですが、ほんの数十年前まで、実は「奇跡の鉱物」「夢の建材」と呼ばれ、非常に重宝されていました。
なぜなら
熱や火に強い丈夫で
腐ったり錆びたりしない
電気を通さない
そして、安価
こんなに優れた特性を持つ素材は、他になかなかありません。
そのため、弊社が活動拠点とする富山県内でも、昭和30年代から50年代にかけて建てられた多くの建物の、屋根、外壁、天井、配管の保温材など、本当にありとあらゆる場所で「より良い建物を作るため」に使われてきた歴史があるのです。
「解体」が、眠っているアスベストを起こす引き金になる?
では、なぜそのアスベストが問題なのでしょうか?
建物の中に固められ、静かに存在している状態のアスベストは、実はそれほど危険ではありません。問題なのは、そのアスベストが、目に見えないほど細い繊維となって空気中に飛び散り、それを人間が吸い込んでしまうことです。
そして、その最大の引き金になり得る行為こそが「解体工事」です。
壁や天井に固められているアスベストは、いわば「封印され、眠っている状態」です。
しかし、重機で建物を壊す、壁を崩すといった解体作業の衝撃は、その封印をいとも簡単に解いてしまいます。
砕かれた建材から、細かなアスベスト繊維(粉じん)が一気に空気中へと放出されるのです。
富山県内で危険な繊維を飛散させないために
一度飛散したアスベストは、非常に軽く、長い時間ふわふわと空気中を漂います。
そして、風に乗って遠くまで運ばれ、解体現場の作業員だけでなく、近隣住民の方々の健康まで脅かすことになります。
つまり、「解体」という行為は、眠っているアスベストを「最も危険な状態」に変えてしまう、ということです。
この非常に危険な関係性があるからこそ、私たちは細心の注意を払わなければいけません。
だから法律で義務化された「アスベストの事前調査」
この深刻なリスクを防ぐため、国は法律でルールを定めました。
それが、「建物を解体する前には、必ずアスベストが使われているかどうかを専門家が調査しなさい」という「事前調査の義務化」です。
これは、いわば解体工事における「健康診断」のようなもの。工事を始める前に、建物の中に危険が潜んでいないかを徹底的にチェックする、安全な工事を行うための最初の第一歩なのです。
調査の結果、アスベストが見つかれば、飛散しないよう慎重に除去してから解体を進めます。もし見つからなければ、その証明書を持って、安心して解体工事に取り掛かることができます。
富山でこれから解体工事をお考えなら、まずはこの「解体とアスベストの切っても切れない関係」をご理解いただくことが、安全でスムーズな工事への一番の近道です。
「うちの建物は大丈夫かな?」その小さな疑問や不安が、あなたと、あなたの周りの大切な人々の未来を守ることに繋がります。
富山県内のアスベストや建物の解体で何か気になることがあれば、いつでも株式会社エイキにご相談ください!
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