ユンボのアタッチメントが活躍する富山市のRC造解体。

2022.11.25

ユンボのアタッチメントが活躍する富山市のRC造解体。

こんにちは。

富山の解体工事会社、エイキです。

RC造を富山市で解体しました。

富山駅そばの富岩運河環水公園にほど近い閑静な住宅街でした。

【目次】

１．RC造とは？

２．富山市でのRC造の解体写真。

３．ユンボの便利なアタッチメント交換。

４．富山市の解体はエイキへ。

１．RC造とは？

まずは、RC造のご案内から。

・ＲＣ造は、鉄筋コンクリート造（Reinforced Concrete）のことです。
文字通り、鉄筋で補強されたコンクリート造です。
柱や梁、床・壁に鉄筋とコンクリートを使用した構造で、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んでいます。
形状の自由度が高く、耐火・遮音性に優れています。

他の構造としては、次の三つがあります。
（RC造を含めて、合計４種類になります）

・Ｗ造―木造 (Wood)
柔軟で粘り強さがあり、建築工期が短いので一般住宅に向きます。

・Ｓ造―鉄骨造（Steel ）
柱や梁など、骨組に鉄骨を使用した構造です。
店舗や工場など、広い空間を確保できますが、振動を伝えやすく火に弱いため耐火被覆要。

・ＳＲＣ造―鉄骨鉄筋コンクリート造（Steel Reinfoced Concrete）
鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込む構造です。
耐震性能に優れるので、大規模建築に向いていますが、工期が長く価格が高めになります。

※　Reinforcedの意味は「強化する・補強する」です。

２．富山市での解体工事の写真。

建物の内部をすでに解体し終え、建物外側の解体をしている「ユンボの勇姿」をご覧いただきます。

なお、「ユンボ」は商標であり、「油圧ショベル」や「バックホー」が普通名詞です。

・社団法人日本建設機械工業会が制定した統一名称は「油圧ショベル」。

・役所での呼称は「バックホー」。

しかし、現場では今も「ユンボ」と言うことが多いようです。

私はユンボの響きが好きです。

（１）内部の解体撤去を終えていますので、外側はユンボで豪快に解体します。（「豪快」と言えども、周囲の安全が第一ですので、段取りと細心な注意が必要となります）

（２）建物の基礎（土台）を解体します。

（３）基礎の解体をほぼ終え、ガラの処理です。

（４）更地作りに入ります。元から地中に埋まっていた不要物と解体で出たガラを取り除きます。

（５）地面を固めます。

平らな土の出現を見た時は、すがすがしい気持ちになります。

なお、解体時に出る廃材は分別処理をします。

壊しっぱなしではイケマセン。法律違反です。

２０００年５月制定「建設リサイクル法」により、最低でも以下の特定建設資材４点は分別し処理しなければいけません。

建設発生木材（木質ボード、木材チップ、合板等）

コンクリート塊（コンクリートブロック、間知ブロック等）

アスファルト・コンクリート塊（アスファルト混合物、アスファルト処理混合物等）

コンクリート及び鉄から成る建設資材（PC版、ｺﾝｸﾘｰﾄ平板･U字溝等二次製品等）

参考：神奈川県サイト→「特定建設資材の代表的事例」