2024.01.29
アスベスト建材と原料の鉱物。
こんにちは。
富山市の解体工事会社、株式会社エイキ（EIKI Inc.）です。
「アスベスト」と聞きますと、何をイメージなさいますか？
繊維の形であったり建材であったりと、人それぞれではないかと思います。
そこで今回は、アスベストを「建材としてのアスベスト」と「物質（鉱物）としてのアスベスト」の両面から記します。
（画像引用：ウイキペディアの「石綿」）
【目次】
１．建材としてのアスベストとは？
２．鉱物としてのアスベストとは？
３．富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ
１．建材としてのアスベストとは？
ここでは、アスベストを何に使用してきたかを記します。
言い換えますと「建材（建築材料）としてのアスベスト」の種類を記します。
さらに言い換えますと「人間の使途にとってのアスベスト」です。
そもそもアスベスト（石綿）とは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物のこと。
非常に細い繊維状の構造を持つため、耐火性、断熱性、防音性、絶縁性が優れていました。
さらに経済的にも安価でしたので、主に建材として使用されてきました。
建材以外では、家電製品、ブレーキ、接着剤等の工業製品にも使われてきました。
環境省のサイトによりますと、次の旨が記されています。
１．石綿を飛散させる原因となる建築材料を特定建築材料といいます。
２．この特定建築材料とは、「吹付け石綿」と「石綿を含有する断熱材」と「保温材及び耐火被覆材」と「石綿含有成型板等」と「石綿含有仕上塗材（石綿が質量の0.1％を超えて含まれているもの）」のことです。
この特定建築材料の具体例は、次の通りです。
これらが、「建材としてのアスベスト」です。
（画像引用：環境省「大気環境中へのアスベスト飛散防止対策について」））
しかし、細かな繊維という建材にとっては便利だった特徴が、他方では空中に飛散すると健康に危険であることが周知されてきました。
日本では２００６年に全面禁止となっています。
なお、建材以外の使用用途を含む図表としては、次の画像が分かりやすかったです。
（画像引用→独立行政法人環境再生保全機構「石綿製品の用途」）
２．鉱物としてのアスベストとは？
次は、鉱物としてのアスベストについて記します。
いわば物質の側面でのアスベストです。
環境省のサイトによりますと、 石綿の分類はこうだそうです。
（画像引用→環境庁「石綿の定義と種類」）
聞いたことがない単語ばかりで難しいです。
化学組成式まで載っていますね。いよいよ難しいです。
そこでまた独立行政法人環境再生保全機構のサイトを調べました。
備考欄がある分、少しだけイメージがしやすくなりました。
上図と下図の間の文章略
（画像引用→独立行政法人環境再生保全機構「アスベスト（石綿）の種類について？」）
産出地としては、国内では北海道中央脊梁山脈、北上山地、阿武隈山地、秩父山地等で産出されていました。
現在は採掘されていません。
（富山市の採掘記録は見つかりませんでした）
詳しくは、厚生労働省サイトまで→「鉱物及び石綿含有材料等に関する基礎的な知識」
こんな写真が載っていました（アイキャッチ画像に使用）。
以上、アスベスト含有建材と石綿原料鉱物のブログでした～
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３．富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ
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