アスベストを含んでいる家庭用品は何ですか？廃棄しても良いですか？

2023.12.06

アスベストを含んでいる家庭用品は何ですか？廃棄しても良いですか？

こんにちは。

富山市の解体工事会社エイキ（EIKI Inc．）です。

いつの間にやら１２月。

富山市は１１月末から急に気温が低くなりましたね。

秋がないまま冬に突入した感じがします。

今回は、アスベスト含有家庭用品について記します。

加えて、廃棄方法にも触れます。

【目次】

１．アスベストを含んでいる家庭用品とは？

２．アスベスト含有家庭用品を捨てる時は？

３．富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ。

１．アスベストを含んでいる家庭用品とは？

アスベストは、その不燃性と耐熱性、絶縁性、耐蝕の耐久性などの高さから、主に建材として使われてきました。

加工しやすく安価だったのも大きな理由です。

また、建物の吹付材としても広く使われてきました。

時代が進み、アスベストの危険性が周知されるようになり、日本では２００６年（平成１８年）に全面禁止となりました。

製造は言うまでもなく、輸入、提供、使用がすべて禁止となりました。

では、アスベスト含有建材と吹付材だけが危険かと申しますと、家庭用品もアスベストを含んでいます。

経済産業省が各業界に調査を行った結果、１８５社７７４製品にアスベストが使用されていることが分かりました。

（２００５年、平成１７年１２月２８日現在）

アスベストが使われている家庭用品は、主に次のような機器の一部製品です。

（画像引用→環境省サイト「アスベスト含有家庭用品の破棄について」）

なお、同上の環境省サイトには、次の３点の記載がありました。

・『メーカーでは、７７４製品のうち７６２製品については、使われているアスベストが他のものと混合され、固められているものが多く、通常の使用においてはアスベストが飛び散る心配がないとしています』。

・『製品によって異なりますが、その製品のごく一部に使われていることがほとんどです』。

・『アスベストが使われている機器のうち、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、エアコン、ストーブなどは、ほとんどがパッキン（内部の接合部）に使用されている』。

少しホッとしました。

ホッとはしたものの、危険な製品が全くないかと申しますと、実はあります。

通常の使用であってもアスベストが飛散する可能性がある「飛散性アスベスト含有家庭用品」が危険です。

次の６つの火鉢（ひばち）です。

福岡市サイト（→「福岡市の環境：アスベストを含む家庭用品とその破棄について」）から画像を引用します。

電気火鉢とガス火鉢の灰には気を付けたいです。

２．アスベスト含有家庭用品を捨てる時は？

アスベストが含まれている用品かどうかを判断するには、メーカー名・製品番号・製造年から判断するしかありません。

メーカーのホームページをご覧になるか、メーカーにお問い合わせをすることになります。

参考サイト→経済産業省「製品安全ガイド」

このサイトの『石綿（アスベスト）を含有する家庭用品の実態把握調査の結果について（第３回報告）』（平成１７年１１月１０日）によりますと、『個別製品の詳細について：経済産業省のホームページ（http://www.meti.go.jp/ ）に詳細情報の問い合わせ先として関連団体や企業の問い合わせ先を掲載していますので、そちらにお問い合わせ下さい。』と末尾に記載がありました。

私が捨てる際に心したいことは、次の２点です。

１．アスベスト含有家庭用品を壊したり分解しない。アスベストの飛散を防止するためです。

２．市町村の担当部署に問い合わせる（富山市と他の地町村では扱いが異なる場合があります）。

以上、アスベストを含んでいる家庭用品についてでした～

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