こんにちは。

ニキビの話をさせてください。

 

 

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中学時代は、自意識過剰だった。

 

 

中学2年生。

夏過ぎが終わり、2学期の始まり。

気づいたら、吹き出物ができていた。

 

 

 

親はニキビだという。

自分にニキビなんて、そんな大人っぽいものができるとは考えてもいなかった。

最初はニキビというものをつぶすのが面白かった。

 

 

 

どれくらい経ったころだろう、今となっては全然覚えていない。

きっと晩秋?

顔中にニキビが広がっていた。

顔中が真っ赤になった。

偉いことになった!

とんでもないことになった!

どうしよう。

急に自分のニキビを恥ずかしく感じた。

 

 

 

休み時間ごとに顔をきれいに洗ったら、と親は言う。

そんなことできるか!

ニキビを恥ずかしがっていることが友だちにバレるじゃないか。

 

 

 

最初は家の救急箱にあったオロナインを塗ってみた。

でも、何も変わらない。

親に頼んで、ニキビ専用の軟膏を買ってきてもらう。

塗りまくった。

何も変わらない鏡。

 

 

 

恥ずかしい!

なんと自分は不幸なんだ。

恥ずかしい!

嫌だ、嫌だ。

 

 

 

女の子とは全く喋らなくなった。

喋れなくなった。

 

 

 

中学の仲間と別れた高校生の春。

皮膚科に行った。

注射を打たれ、軟膏をもらった。

数週間。

顔の凸凹が平たくなる。

顔の赤さが消えていく。

やったー!

 

 

 

 

とはいえ、女性としゃべれるようになったのは、

高校を卒業してからでした。

 

 

 

嗅ぎたい

 

 

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私は今になっても嗅ぎたい匂いがあります。

それは、ニキビ薬の匂い。

今でも、思いだします。

うっとりするほど甘く芳しい匂い。

でも、思いだすのは、具体的な匂いではありません。

忘れました。

でも、覚えています。

どっちなんだ?

「香り」なんかではありません。

「匂い」を嗅ぎたいのです。

 

 

 

コラーレ富山の救急箱を開いてみました。

ニキビの薬は見つかりません。

 

 

 

富山の就労継続支援A型事業所 コラーレ富山

 

(法人名)
一般社団法人 eiki social work

(設立)
平成26年6月

(利用者数)
12名(令和2年4月末)

(事業所名)
就労継続支援A型事業所「コラーレ富山」

(事業所番号)
1610101550

(利用定員)
20名

(事業内容)
福祉サービス業
障がい者自立支援法におけるA型事業所

(サービス内容)
産業廃棄物の分別・各種工具等のメンテナンス・PC関連など

(所在地)
〒930-0996 富山県富山市新庄本町3丁目1-13

(アクセス方法)
バス 向新庄口下車 徒歩3分

(電話番号)
076ー452ー3899

(FAX番号)
076ー452ー4025

 

 

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