現場では、それをユンボと呼ぶ!  解体になくてはならないユンボ

こんにちは!

富山の解体工事会社、エイキです。

 

今回は、解体で大活躍の建設機械(重機)をご紹介していきたいと思います!

 

ユンボと呼ばれる重機

 

皆さんは、工事現場を見かけた際に次の重機をご覧になったことがあると思います。まず写真をご覧ください。

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私たちの解体現場においても、この重機が一番活躍しています。

正式名称は「油圧ショベル」と言います。
現場では、「ユンボ」「パワーショベル」「ショベルカー」「バックホー」と呼ばれることが多いです。
(役所では、「バックホー」と読み書きします)

実は、「ユンボ」や「パワーショベル」は商品名なのです。
そのため、日本建設機械工業会が「油圧ショベル」を統一名称として1990年代に制定した経過があります。
でも現場では「油圧ショベル」よりも、使い慣れた「ユンボ」「パワーショベル」「バックホー」と呼ぶことが多いです。

特に「ユンボ」と呼ばれることが多いですね。

こんな事情ですので、「ユンボ」とおっしゃると現場通のようで少しカッコよくなりますね!

 

さて、建設機械の中で販売台数及び売上額が一番多いのが、このユンボこと油圧ショベルなんです。
油圧ショベルの2016年度生産台数は約15万台、生産額はなんと約1兆円もあります!
ちなみに2位が建設用クレーンで、3位はトラクタ(ブルドーザ・ホイールローダ)です。

参考:統計データ集(一般社団法人日本建設機械工業会:2021年度に更新)・・・「売上」・・・「台数」

 

 

 

ユンボのアタッチメントについて

 

 

油圧ショベルのアーム先端に取り付ける機器をアタッチメントといいます。
アタッチメントの種類は多く、アタッチメントを取り替えるだけでいろんな作業ができます。
アタッチメントの名称は工事現場ではごく一般的に使われる言葉ですが、日常生活においてはかなりマニアックな言葉ですね。
以下に主なアタッチメントを記します。

【バゲット】・・・工事の要となる一番よく使うアタッチメントです。ユンボの基本的な役割である「掘る」「積み込む」ためのバケツのようなものです。その他、土手の法面仕上げに使ったりV字型の溝を掘るなど作業目的に応じてバケットの種類を取り替えます。

【ブレーカー】・・・採石場での岩石の破壊、コンクリート構造物の破砕、道路工事での岩盤破砕や溝堀などに使用されます。

【油圧クラッシャー】・・・ビルや基礎工事や道路の解体に使われます。

【油圧カッター】・・・巨大なハサミで、鉄骨の切断や自動車などの解体に使われ、『鉄骨切断機』とも呼ばれます。

【油圧グラップル】・・・ものをつかむためのアタッチメントで、木造家屋の解体や木材関連の作業で使われます。

【クラムシェル】・・・深い穴を掘る時に使われるもので、二枚貝のように開閉して土砂をつかんで掘削します。

 

 

 

油圧ショベルを運転するために必要な資格

 

 

自由自在に油圧ショベルを操作するための資格についてご説明します。

まずは車両系建設機械の資格取得が必要となります。車両系建設機械とは、油圧ショベルを含むブルドーザ、ホイールローダ等の重機のことです。
機体質量3トン以上のものは学科13時間と実技25時間の合計38時間の技能講習、3トン未満のものは学科7時間と実技6時間の合計13時間の特別教育を受けなければいけません。
少しでも操作を誤ると、運転者だけではなく周囲の方や建築物に大きな危険をもたらしますので、安全運転が大切ですね。

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建設機械メーカーさんは、環境を考えた新製品を開発しています

 

 

工事、特に町中での工事は騒音と振動が気になりますね。
われわれ解体業者は少しでも周囲の方々のご迷惑にならないように気を配りますが、建設機械メーカーも「低騒音」「低振動」「排気ガス削減」を目指し機械の開発に日夜知恵を絞っていらっしゃいます。

建設機械のリサイクルについては、日本建設機械工業会が「リサイクル率を2010年を目標に97%にする」と2001年に定めましたが、現在は98%を達成しております。ユンボこと油圧ショベルも98%以上をクリアしております。
リサイクルしやすい部品と構造を開発する建設機械メーカー各社の方々のご努力に感謝です。

工事現場を見かけましたら、ぜひユンボの活躍をご覧ください。
くれぐれも周囲の安全にご注意を。

 

運転席からの写真

運転席からの眺め

 

 

 

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